ナンバーシックス
紫苑は、沙布を救うため、ネズミに連れられ、西ブロックの洞くつを訪れる。
そして、そこで2人は、一人の男に出会う。その男は、ネズミの名付け親だった。ネズミは、その男に、NO,6についての話を聞きにきたようだ。
なぜ、この男の元に、ネズミが話を聞きに来たのかというと、リキガの家で見つけた、紫苑の母、カランとリキガが映っている写真に、その男も研究者として映っていたからである。
その男は、紫苑の体の傷を見る。そして、その傷が、寄生蜂によるものであることを言い当てる。
その洞窟で、ネズミは再び、以前倒れたときに聞いた歌と同じ歌を聞く。そして、その歌を、洞窟で、ネズミが歌ったとき、洞窟内が光だし、その洞窟にいた西ブロックの住人たちが苦しみ始める。
その男は、その歌を知っていた。紫苑は、自分がもつ全てのピースを知るその男にこの世界の真実を話すように頼む。
その男は言う。NO,6は、一部のエリートのための理想郷であると。NO,6は、その思想に、反を唱える者を徹底的に排除していった。そして、NO,6は急成長していったのだ。
男は、NO,6がこのような成長を遂げていることには気づかず、研究に没頭していたらしい。そして、その最中に、「エリウリアス」という女性に出会った。彼女は、人間がおよびもつかない絶対的な力をもった支配者らしい。
NO,6は、自分たちが力を得るため、エリウリアスを手に入れようと、エリウリアスが従えていた森の民を殺した。そして、ネズミは、その森の民の生き残りであった。
エリウリアスの声を聞いたネズミ。同様に声を聞いた沙布。ネズミがたった一人の森の民の生き残りであるならば、沙布は何なのだろうか。
2011年10月5日
